(前編からのつづき)
e-Taxで申告する場合の送信方式は、「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」の選択ができるようになります。
マイナンバーカード方式とは、ICカードリーダライタでマイナンバーのデータを読み取ることで本人確認する方法で、e-TaxのID(利用者識別番号)やパスワード(暗証番号)等の入力が不要になります。
マイナンバーカードもICカードリーダライタも持っていない場合には、ID・パスワード方式を選択します。
ID・パスワード方式では、事前に取得したIDとパスワードを入力することでスマホ申告ができます。
しかし、IDとパスワードは、税務署において、職員と対面による本人確認を行った上で発行するため、運転免許証等の本人確認書類を持参して事前に税務署に出向く必要がありますので、該当されます方はご注意ください。
なお、この方式はマイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応であり、将来的に、国税庁ではマイナンバーカード方式に統一していきたい考えのようです。
今後の動向に注目です。
(注意)
上記の記載内容は、平成30年12月10日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。