国税庁ホームページより、2019年1月からスマートフォンを利用した所得税の確定申告(以下:スマホ申告)ができるようになります。
サラリーマンのふるさと納税の利用増加などにより、個人で確定申告する人が増えている現状を踏まえ、スマホ申告は納税手続きの簡素化を図る目的で導入されるサービスです。
これは年末調整済みの給与所得者であり、医療費控除又はふるさと納税などの寄附金控除だけの一部申告者が対象となりますが、慣れている方には、見やすくて操作に慣れたスマホ専用画面での確定申告書の作成ができるようになります。
なお、スマホ申告の手順は、パソコンによる申告とほとんど同じのようです。
国税庁ホームページから「確定申告書作成コーナー」に進み、「作成開始」をタップします。
そして、収入や適用を受ける控除額、名前、住所、マイナンバーなどを入力し、e-Taxで申告する場合はそのまま送信して申告が完了します。
書面で申告する場合は、保存したデータを自宅のプリンターやコンビニエンスストアなどで出力して郵送等で提出します。
(後編へつづく)
(注意)
上記の記載内容は、平成30年12月10日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。